プレゼンティーズムとは、
出勤しているが、
健康起因によって本来のパフォーマンスを発揮できていない状態
を指します。
しかし実際には、
- どのように測定するのか
- 数値化できるのか
- 感覚的なものではないのか
と感じる企業担当者の方も少なくありません。
本記事では、
プレゼンティーズムの測定方法や、
なぜ継続観測が重要なのかを解説します。
プレゼンティーズムは見た目だけでは把握しづらい
プレゼンティーズムの特徴は、
出勤している状態で発生することです。
例えば、
- 集中力が低下している
- 疲労が蓄積している
- 判断速度が落ちている
- 思考力が低下している
といった状態でも、
出勤しているため、
周囲からは見えにくいケースがあります。
そのため、
欠勤率だけでは、
十分に把握できない場合があります。
プレゼンティーズムはアンケート形式で測定されることがある
厚生労働省のコラボヘルスガイドラインでは、
労働生産性の把握に関する事例として、
WHO-HPQアンケートデータが紹介されています。
このように、
プレゼンティーズムは、
アンケート形式によって把握されるケースがあります。
例えば、
- パフォーマンス発揮率
- 疲労状態
- 健康状態
などを自己評価形式で確認します。
なぜ自己評価形式が使われるのか
プレゼンティーズムでは、
本人しか把握しづらい状態があります。
例えば、
- 疲労感
- 集中しづらさ
- 回復不足
- 思考負荷
などです。
これらは、
外部から完全に把握することが難しいため、
自己評価形式が活用されるケースがあります。
なぜ単発測定では不十分なのか
組織状態は、
固定されたものではありません。
例えば、
- 繁忙期
- 組織変更
- 人員不足
- 業務負荷変化
- 働き方変化
などによって、
状態は継続的に変化します。
そのため、
一度の測定だけでは、
状態変化を十分に把握できないケースがあります。
なぜ継続観測が重要なのか
重要なのは、
- 同じ指標で
- 継続的に
- 組織単位で
観測することです。
継続観測することで、
- 状態変化
- リスク兆候
- 改善優先領域
- 組織傾向
を把握しやすくなります。
コラボヘルスガイドラインでも、
健康・医療データや人事データ等の分析に基づき、
現状把握とPDCAサイクルを実施する重要性
が示されています。
なぜ組織単位で把握することが重要なのか
プレゼンティーズム測定は、
個人監視を目的とするものではありません。
重要なのは、
- 部署傾向
- 拠点傾向
- 組織全体傾向
などを把握することです。
例えば、
- 特定部署で疲労傾向が高い
- 回復不足が継続している
- 認知負荷が高まっている
など、
組織単位での傾向を把握しやすくなります。
プレゼンティーズム測定で重要な観点
プレゼンティーズムを把握する際は、
単一指標だけではなく、
複数観点で見ることが重要です。
AGERUケアでは、
主に以下を継続観測しています。
- パフォーマンス発揮率
- 身体状態
- 認知状態
- 回復状態
- 心理状態
これらを組み合わせることで、
組織状態を多面的に把握しやすくなります。
可視化することで改善判断しやすくなる
状態が見えていないままでは、
- どこに負荷があるのか
- 何を優先すべきか
- 状態が変化しているのか
を判断しづらくなります。
そのため、
プレゼンティーズムは、
- 可視化
- 継続観測
- 状態把握
と組み合わせることが重要になります。
まとめ
プレゼンティーズムは、
出勤しているが、
健康起因によってパフォーマンスが低下している状態を指します。
出勤している状態で発生するため、
外部から完全に把握することは難しく、
アンケート形式による観測が活用されるケースがあります。
また、
プレゼンティーズムは継続的に変化するため、
- 単発測定ではなく
- 継続観測し
- 組織単位で把握すること
が重要になります。
組織状態を継続観測したい方へ
AGERUケアでは、
匿名サーベイを通じて、
- パフォーマンス発揮率
- 身体・認知・回復・心理状態
- 組織単位での傾向変化
を継続観測し、
組織パフォーマンス可視化を支援しています。
また、
組織状態の把握だけではなく、
状態に応じた改善支援にも対応しています。
詳しくはAGERUケアサービスページをご覧ください。
参考文献
厚生労働省
「データヘルス・健康経営を推進するためのコラボヘルスガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000171483.pdf