• プレゼンティーズム

2026.05.28

プレゼンティーズム対策で失敗する企業の共通点

プレゼンティーズム対策へ取り組む企業は増えています。

一方で、

  • 施策を実施しても変化が見えない
  • 継続できない
  • 現場へ定着しない
  • 結局よく分からないまま終わる

というケースも少なくありません。

プレゼンティーズムは、
単発施策だけで解決できるものではなく、
組織状態を継続的に把握する視点が重要になります。

本記事では、
プレゼンティーズム対策で失敗しやすい企業の共通点を整理します。


施策から始めてしまう

失敗しやすい企業の特徴として多いのが、
状態把握より先に施策を導入してしまうケースです。

例えば、

  • 健康イベント
  • セミナー
  • 福利厚生追加
  • 単発アンケート

などです。

もちろん施策自体が悪いわけではありません。

しかし、

  • 何が問題なのか
  • どこに負荷があるのか
  • 何が変化しているのか

が見えていない状態では、
適切な判断が難しくなります。


単発測定で終わってしまう

プレゼンティーズムは、
一度だけ測定して終わるものではありません。

組織状態は、

  • 繁忙期
  • 人員不足
  • 組織変更
  • 業務負荷変化
  • 働き方変化

などによって、
継続的に変化します。

しかし、

  • 年1回のみ
  • 一度だけのサーベイ
  • 導入時だけの測定

で終わってしまう企業もあります。

これでは、
状態変化や傾向を把握しづらくなります。


欠勤率だけで判断してしまう

従来、
多くの企業では、

  • 欠勤率
  • 休職率
  • 有給取得率

などを中心に状態把握してきました。

しかし、
プレゼンティーズムは、

出勤しているが、
健康起因によって
パフォーマンスが低下している状態

です。

つまり、

欠勤していない = 高パフォーマンス

とは限りません。

欠勤率だけを見ていると、
見えない組織パフォーマンス低下を把握できないケースがあります。


組織単位ではなく個人管理へ寄りすぎる

プレゼンティーズム対策で重要なのは、
個人監視ではなく、
組織傾向を把握することです。

しかし企業によっては、

  • 個人特定を前提にする
  • 評価目的へ寄せる
  • 管理色が強くなる

ケースがあります。

これでは、
回答率低下や、
本音回答が得られにくくなる可能性があります。

継続観測では、

  • 匿名性
  • 回答しやすさ
  • 組織単位分析

が重要になります。


原因を単純化しすぎる

プレゼンティーズムは、
単一要因だけで発生するものではありません。

例えば、

  • 身体負荷
  • 認知負荷
  • 回復不足
  • 心理的負荷

など、
複数要因が重なっているケースがあります。

しかし、

  • メンタルだけの問題
  • 睡眠だけの問題
  • 運動不足だけの問題

のように、
単純化してしまうケースもあります。

その結果、
実態とズレた施策になりやすくなります。


因果関係を断定してしまう

組織状態は、
単純な因果関係で説明できるものではありません。

例えば、

  • 離職増加
  • 生産性低下
  • 疲労傾向

なども、
複数要因が関係しているケースがあります。

そのため、

  • この施策で必ず改善する
  • この原因だけが問題

のような断定は、
実態とズレる可能性があります。


データを取るだけで終わってしまう

サーベイを実施しても、

  • レポートを見るだけ
  • 数値を並べるだけ
  • 活用されない

状態になってしまう企業もあります。

重要なのは、

  • 状態変化を見る
  • 傾向を把握する
  • 改善優先領域を判断する
  • 継続的に比較する

ことです。

つまり、
データ取得そのものではなく、
意思決定へ活用できる状態を作ることが重要になります。


継続運用を前提にしていない

プレゼンティーズムは、
短期間では判断しづらい特徴があります。

そのため、

  • 継続観測
  • 同一指標比較
  • 推移分析

が重要になります。

しかし、

  • 一度やって終わり
  • 短期成果だけを期待する
  • 継続体制がない

場合、
状態変化を十分に把握しづらくなります。


まとめ

プレゼンティーズム対策で失敗しやすい企業には、

  • 施策先行
  • 単発測定
  • 欠勤率依存
  • 個人管理化
  • 原因単純化
  • 因果断定
  • データ未活用
  • 継続不足

といった共通点があります。

重要なのは、

  • 組織状態を継続的に把握すること
  • 感覚だけで判断しないこと
  • 状態変化を可視化すること

です。

プレゼンティーズムは、
単発施策ではなく、
継続観測によって初めて見えやすくなる組織課題でもあります。


組織状態を継続観測したい方へ

AGERUケアでは、
匿名サーベイを通じて、

  • パフォーマンス発揮率
  • 身体・認知・回復・心理状態
  • 組織単位での傾向変化

を継続観測し、
組織パフォーマンス可視化を支援しています。

また、
組織状態の把握だけではなく、
状態に応じた改善支援にも対応しています。

詳しくはAGERUケアサービスページをご覧ください。

組織状態を継続的に可視化したい方へ

AGERUケアでは、プレゼンティーズムを起点に、組織状態の継続観測・可視化・改善判断を支援しています。

PAGE TOP